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格闘ゲームに影響を与えた人物・作品

[かくとうげーむにえいきょうをあたえたじんぶつ・さくひん]
カテゴリー:一般
最終更新時間:10/09/04 20:52
本項では、対戦型格闘ゲーム(以降、格ゲー)の多くに登場する、実在あるいは格ゲー以外の架空上の人物や作品を一覧にする。
目次

ブルース・リー

1940〜73年まで実在したアクション映画俳優。漢字表記は李 小龍で、本名は李 振藩
鋼のように鍛え抜かれた肉体と、それを活かした演技が支持され、『燃えよドラゴン』を代表とするドラゴンシリーズなどの名作を生み出した。

「アチョー!」や「あたぁっ!」等のシャウト(怪鳥音と呼ばれる)のシンボル的存在で、彼を尊敬する格闘家も非常に多く、後述する格ゲーにも彼がモチーフとなったキャラクターが存在したりと絶大な影響を与えている。

しかし『死亡遊戯』の撮影さなか、若くして突然の急逝。享年32歳8ヶ月足らずの早世であった。映画はシーンの使い回しなどの編集で間に合わせられている。
彼の死因は今もなお様々な説があり、薬物使用説や日々の過酷なトレーニングによる負担説などが囁かれている。

格ゲーには彼に酷似しているキャラクターが存在する。
また、『北斗の拳』のケンシロウ破裏拳ポリマーもブルース・リーに影響を受けている。

ジャッキー・チェン

香港映画の監督兼俳優。1954年生まれ。
並外れた身体能力を活かしたアクションと、スタントマンを使わないポリシーに定評があり、コミカルな演技も人気が高い。
ブルース・リーが築いた香港映画人気を支えるが、高齢化した彼の後継者は未だ現れていない。2006年夏、ついにアクションからの引退宣言をしている。

日本の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載されていた名作漫画とのコラボ作品『シティーハンター(中国でのタイトルは城市猟人)』では、作中でジャッキーが『ストリートファイターII』のゲーム箇体に感電して、エドモンド本田春麗になるシーンがある。

ブルース・リー同様、似たキャラクターが格ゲーに存在する。
彼が登場する格闘ゲームが1995年にカネコから発売されている。

ベニー・ユキーデ

アメリカ出身のアクション俳優。1952年生まれ。
日本ではマーシャルアーツの達人として紹介され、1970年後半から1980年代の格闘技大会で活躍していた。
得意技のローリングソバットと共にアメリカ人系キャラクターに影響を与えている。
なお、厳密にはマーシャルアーツという格闘技は存在せず、ベニー・ユキーデの「自身はマーシャルアーツ使いである」という発言から広まった誤解である。英語のマーシャルアーツとは東洋武術全般を指し、ベニー・ユキーデの格闘技をマーシャルアーツとするならば、全米プロ空手を指す。

マイク・タイソン

アメリカ、ニューヨーク出身の世界ヘビー級ボクサー。1966年生まれ。

13歳の時にアマチュアデビューし、以後数年間、アマチュアボクシングのキャリアを積んで行く。
アマチュアでの記録上の戦績は52戦47勝5敗だが、非公式の試合も数多くやっているため、正確には不明。

1985年3月にプロデビュー。
その後、1986年11月にWBC(世界ボクシング協議会)世界ヘビー級王者、1987年3月にWBA(世界ボクシング協会)世界ヘビー級王者、1988年2月にIBF(国際ボクシング連盟)世界ヘビー級タイトルを獲得し、3団体統一に成功。
2005年6月の試合を最後に引退。

格ゲーでは、巨漢のボクサーキャラが彼と似ている。

拳児

週刊少年サンデーに連載されていた漫画。純粋な格闘漫画である。
祖父に八極拳を習う少年、拳児が成長していく過程を描いている。

八極拳をはじめ蟷螂拳などの中国拳法の流派を日本に広めるきっかけとなり、こと格ゲーには甚大な影響を与えている。
また『KOF』シリーズに登場する飛賊も、作中で伝承に語られる形で紹介されている。

李 書文

八極拳の創始者。拳児内で紹介されている。
1864〜1934年に実在。李氏神槍と称され、殺人拳法家の異名を持ち、猛虎硬爬山を得意とした。

エアガイツ』において蘇生した当該人物は李書文を参照。
また、李典徳は、彼がモデルとされる。

梶原 一騎

昭和を代表する漫画原作者の一人。1936〜87年に実在。野球を題材にした漫画『巨人の星』の原作者として紹介されることが多いが、数多くの格闘漫画を手掛けている。高森 朝雄の名義でも下記の『あしたのジョー』などの作品を発表している。

タイガーマスク

梶原 一騎原作・辻 なおき作画のプロレス漫画。
孤児院出身の覆面レスラー・タイガーマスクがかつて所属した「虎の穴」からの刺客や名だたる世界のレスラーと闘う。

格ゲーではキンググリフォンマスクなどが影響を受けている。

また漫画とのタイアップの形で実在のプロレスラーもデビューしており、初代の佐山 聡や二代目の三沢 光晴らが有名。現在は4代目。
『KOF』のラモンは佐山の影響が強い。

空手バカ一代

1970年代に雑誌『少年マガジン』に連載された漫画。原作は梶原 一騎、作画は前半がつのだ じろう、後半が影丸 譲也。
戦後間もない時代を舞台に、実在の特攻隊帰りの空手家、大山 倍達(おおやま ますたつ)が空手道を追求し、後の極真空手の基礎を築いて行く姿を描く。
アニメ化もされたが、主人公の名前は飛鳥 拳(あすか けん)に差し替えられている。

宮本 武蔵を心の師とし、ストイックに強さを追求する大山(飛鳥)は、リュウ結城 晶など、格ゲーの正統派主人公全ての原形ともいえる。
また空手の普及と修行のために世界を旅する話は異種格闘技の走りであり、対戦相手にも格ゲーキャラの元ネタとおぼしき人物も複数登場する。

格ゲーにおいて影響を受けたと思しきキャラクターが存在する。

週刊少年ジャンプ連載作品

週刊の漫画雑誌。発売日は一部地域を除いて毎週月曜日(以前は火曜日)。
老若男女問わず人気が高く、アニメはもとよりゲーム化される作品が多々あり、キャラゲーながらも対戦型格闘ゲームが多い。
北斗の拳』、『キン肉マン』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『ドラゴンボール』などがアーケードで格ゲー化している。

山田 風太郎作品

山田 風太郎は1922〜2001年まで生きていた小説家。戦国から江戸初期を舞台にした多くの作品を発表している。
近年の映画『魔界転生』と『忍-SHINOBI-』の両作品は彼が原作者である。

チャンバラとオカルトが融合した独特の世界観はむしろ時代劇よりもファンタジーRPGに近く、キャラクターも個性的でアメコミのミュータント顔負けであり、その意味では実にゲーム向きである。
性質上、忍者キャラクターやチャンバラものへの影響が強い。

天草四郎時貞柳生 十兵衛は特に強く影響を受けている。

グラップラー刃牙

雑誌『週刊少年チャンピオン』に連載されている漫画で『バキ』『範馬刃牙』とシリーズ化され、TVアニメ化もされている。無茶苦茶な展開や理論が多いが、格闘漫画の金字塔と呼ばれている。

主人公の範馬 刃牙が「地上最強の生物」「鬼神(オーガ)」と呼ばれている父、範馬 勇次郎を倒すために強くなる姿を描いている。

超人的な格闘描写や技が格ゲーに影響を与えている。また、ボクサーやムエタイ選手が噛ませ犬であることでも有名。
アーケードでは出ていないが、コンシューマ作品としては格ゲー化もされている。

同漫画に影響を受けたキャラクターが非常に多く、特に『鉄拳』シリーズのキャラクターである馮威は外見が烈 海王、『KOF』シリーズにおけるラルフは一部の技が花山 薫からの影響とされている他、グルガン嫌いなものにローランド・イスタス(TVアニメ版ではローランド・グスタフ)を挙げている。

カムイ外伝

白土 三平の長編漫画『カムイ伝』のシリーズ作品。2009年には松山 ケンイチ主演で映画化された。江戸時代を舞台に、抜け忍、夙のカムイの逃走と戦いの旅を通して人間、人生の意味を問うやや哲学的な作品。
カムイの使う「変移抜刀霞切り」と「飯綱落とし」は忍者の必殺技では最も有名なものであり、再現の度合いはまちまちだが、これを元にした技を使うキャラクターは数多い。

機動武闘伝Gガンダム&機動戦士ガンダム作品

1994年に放送されたアニメ。世界の覇権を戦争ではなく、各国を代表する格闘家達が操るモビルスーツ・ガンダムの格闘技で争うという漫画的要素を持ち込んだ、これまでのシリーズとは一線を画す作品。
放映当時は対戦型格闘ゲームブームの真っ只中であったため、その影響と見られる。また全シリーズの原点にあたる機動戦士ガンダムはアーケードで格ゲー作品が2本製作されている。

キャラクターのディテールの作成に漫画家の島本 和彦を起用している、主人公ドモン・カッシュが生身でガンダムを倒したりするなど、「らしくない」ガンダムと酷評され現在でも賛否が分かれるが、ドモンとその師匠の東方不敗はとても人気があり、似ている技も多数ある。

影響を受けた(と思われる)キャラクターと技が格ゲーに存在する。
また『超鋼戦紀キカイオー』のディクセンシャドーレッド、『戦国BASARA X』の本多 忠勝はガンダムシリーズの影響が強くみられる。
矢吹 真吾挑発で初代起動戦士ガンダムの主人公、アムロ・レイのセリフを叫ぶ。

あしたのジョー、はじめの一歩

『あしたのジョー』は雑誌『少年マガジン』に連載されたボクシング漫画で、アニメ化もされた。人気はすさまじく、主人公・矢吹 丈のライバルでもある力石 徹が作品中で死亡したときには本当に葬式を挙げたほどであり、『ジョー』を見てボクシングをやり始めた人も多く、いままで人気のなかったボクシングを一躍有名にさせた斬新な漫画であった。ただし劇中のボクシング描写は荒唐無稽なものも多く、現実には反則に当たる技もある。
丈はクロスカウンターを武器としており、格ゲーのボクサーが使用することがある。代表例はダッドリー
SNKからアーケードおよびネオジオでゲーム化されており、ストリートファイト(喧嘩)パートと試合パートが交互にあり、特にストリートファイトパートは雑魚を殴るとボスの体力が減るという変わった仕様のため、雑魚相手でいかにボスにダメージを与えるかなどの遊び方がある。
ソフトはネオジオCD化されておらず、ネオジオROM版はプレミア物のレアソフト。
またブランカは丈のライバルの一人、ハリマオの影響を受けている。

『はじめの一歩』は『少年マガジン』に連載中のボクシング漫画でアニメ化もされた、いじめられっ子がボクシングによって成長する物語。
主人公・幕之内 一歩の必殺技はかつての名選手が使ったデンプシーロールが有名である。

格ゲーではスティーブ・フォックスバズウが強く影響を受けている。

タツノコ作品

ガッチャマンなどヒーローアニメで有名なアニメ制作会社。
アーケードでは『タツノコ VS. CAPCOM クロスジェネレーションオブヒーローズ』が格ゲーとして発売されており、同作の前にプレイステーションで『タツノコファイト』が発売されている。

格ゲーでは二階堂 紅丸デビロット一味萬 三九六ハイエナなどが影響を受けている。

リベリオン

2002年に公開されたアメリカの近未来SFガンアクション映画。監督はカート・ウィマー。

第三次世界大戦後に出現した都市国家、リブリア。そこでは二度と戦争を起こさぬためという理由から感情を争いの元凶として徹底的に排除していた。音楽や書籍など、感情を揺り動かすものを所持している人間は、戦闘術「ガン=カタ」を極めた特殊部隊員「クラマトン・クラリック」によって容赦なく処刑されていった。
主人公のジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)もクラマトン・クラリックの一員として任務を遂行していた。しかし感情を持った同僚の射殺、とある女性との出会いをきっかけに感情を排除する国家に疑問を抱き始め、ついには国家への反逆を決意する。

「ガン=カタ」と呼ばれる二丁拳銃と格闘術を組み合わせた(実際には対銃撃用体術の意味合いが強く、アサルトライフルや刀剣類を用いる場面もある)架空の戦闘術によるアクションシーンが目玉であり、近年の格闘ゲームにもガン=カタのような二丁拳銃で格闘するキャラクターが出現している。
「腕力に依存しない」というイメージからか使い手には女性が多いが、プレストンは男性である。

ロボットアニメ作品

上記の『ガンダム』シリーズ以外にも格闘ゲームに与えた作品は多い。
例えばロボカイの登場シーンはゲッターロボシリーズから、ロケットパンチメカヒスイ琥珀力バリヤー幻視力ミサイルはマジンガーZの光子力と永井 豪作品が元ネタと思われる。レオナ・ハイデルンVスラッシャーツインザムVファイヤースラッシャーは『超電磁マシーン ボルテスV』の天空剣Vの字斬りから来ており、ツキノヨルオロチノチニクルフイオリやレオナは『新世紀エヴァンゲリオン』から来ていると思われる。
キャラクターが持つ武器の内、腹蛇剣とパイルバンカーは高橋 良輔が監督した『機甲界ガリアン』、『装甲騎兵ボトムズ』の登場武器を参考にしている。他にもディクセンナックルショットも同じく高橋の『蒼き流星SPTレイズナー』の登場武器が参考にされている。

関連項目


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